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アロマセラピーの方法 自宅で簡単 癒しと潤いで心身のバランスを整える

アロマセラピーを受けると、森の中の緑の香りに癒されたり、ハーブティーを飲んでホッとしたりフレッシュな果物で元気になるように、植物から精油されたアロマオイルは私たちの暮らしに潤いを与えてくれます。これは、専門店に行かなくても自宅で誰でも簡単に低予算で行うことができ、心身のバランスを整えてリフレッシュできます。



仕事、子育て、家事の負担、難しい恋、彼や夫の身勝手や想いやりのなさ、日々のストレスや辛い恋で貴方ばかり我慢している……そんな女性に少しでも元気になって欲しいと願いを込めて、植物から抽出した成分からできるエッセンシャルオイル(精油)を用いた、「アロマセラピー」の世界を一緒に見ていきましょう。


執筆者:ほし さりい

※敬称略


アロマとはフランス語で“香り(aroma)”を意味し、セラピーは”療法(therapie)”を意味します。フランス語読みでは、アロマテラピーと呼ばれています。

アロマというとあいまいに“香りを楽しむ”といったイメージが湧きますが、“セラピー”として位置づけられているのには実は理由があります。



【アロマ=セラピーの理由】
花やフルーツ、樹脂、葉、根、スパイス、ハーブなどの自然の植物に含まれるわずかな量の芳香成分を抽出した、100%天然成分からできるエッセンシャルオイルには、百種類以上の天然の有機化合物(化学成分)が含まれていて、その化学成分に、穏やかな薬理効果があることが科学的に解明されているため


では、まずはアロマセラピーの方法から見ていきましょう。


【嗅覚と皮膚から成分を吸収~アロマセラピーの方法】


私は、日常生活の中でアロマセラピーをふんだんに取り入れています。香りをかぐ、肌からの浸透を促すなどの代表的な方法の中で、具体的に生活の中に取り入れている方法をご紹介します。


まず、もっともポピュラーなのは、アロマディフューザーやアロマポットを使用してエッセンシャルオイルの香りを拡散させる方法ではないでしょうか。


ルームフレグランスと呼ばれていることもありますが、これは芳香浴という方法です。

香りがさりげなく漂っているだけで、気分がリフレッシュされると感じられますね。1年中をとおしてリラックスしたいときにはラベンダー、リフレッシュしたいときはレモンやオレンジなど、そして仕事などに集中したいときにはローズマリーがオススメです。


また、冬に部屋を暖房でぽかぽかに温めるシーズンには、樹脂系の香りを良く使います。部屋を浄化したい気分の時にはフランキンセンスなどがオススメです。



入浴時、バスタブに塩で希釈したエッセンシャルオイルを入れ、香りを楽しむだけでなく入浴中にたくさん芳香を吸い込んで楽しんでいます。これは沐浴といいます。


全身浴も良いのですが、長くバスタブにつかりたいときは、胸から下だけを湯船につける半身浴が良いでしょう。また昼間でも、疲れたなと感じる時、思い切って気分をリフレッシュしたいときは、温かいお湯を入れた洗面器にやはり塩で希釈したエッセンシャルオイルを入れ、両手だけ、また両足だけを浸す部分浴をすることもあります。


手や足などを入れるだけなのですが、お湯の温かさと香りによるリフレッシュ効果、血行促進の効果は全身にじんわりと感じられ、短い時間でしっかりリフレッシュしたいときにはとてもおススメの方法です。

ユーカリ、ティートリー、ペパーミント

また、花粉症の時期には、エッセンシャルオイルを集めのお湯をはった洗面器などに垂らし、温かい蒸気を鼻や口から体内に取り入れる吸入法をとりいれます。


しっかりした効果を感じるために、大きめのタオルなどを頭からかぶせて蒸気をしっかり吸えるようにすることもあります。お湯や洗面器の用意がない時は、ティッシュにエッセンシャルオイルを2-3滴たらして鼻に近づけるなどしても吸入法の効果があります。


花粉症対策としてはユーカリ、ティートリー、ペパーミント、ラベンダーなどが良いとされています。

この方法は、エッセンシャルオイル成分が口や鼻の粘膜から直接吸入されるため、刺激が強い方法だと言われていますので、吸入時間は長くても5分程度にすること、お湯を張った洗面器からの吸入中は目を閉じて行うなどの注意が必要です。

※呼吸器疾患をお持ちの方ややてんかんの方は吸入法は避けてください。


ホホバオイルやアーモンドオイルなどの植物オイルなどで希釈したエッセンシャルオイルを、身体や顔に塗りマッサージなどをおこなうことをアロマトリートメントと呼びます。


専門のサロンで施術してもらうのも良いですし、部分的なアロマトリートメントは自宅で行うこともできます。自分で行う際には、植物オイルとエッセンシャルオイルをブレンドして首や肩、腕や足などをマッサージします。


自分でアロマトリートメントオイルを作る場合には、エッセンシャルオイルを1%以下に、顔にトリートメントを行う場合には0.5%以下に希釈するというガイドラインが日本アロマ環境協会から提示されています。目安は、20mlのトリートメントオイルを作る場合は、エッセンシャルオイルのドロッパーから4滴まで(1敵は0.05ml)加えることができることを目安にするとよいでしょう。



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