日本名と産地例
ピンクオパールには、「蛋白石(たんぱくせき)」という日本名があります。主な産地は、オーストラリア、メキシコなど。
石の概要
ピンクオパールはケイ酸鉱物であるオパールのうちピンク色を呈しているものを指します。オパールにはさまざまな種類があります。そのうち、不透明で遊色効果がないコモンオパールの仲間に属します。したがって、ピンクオパールには、虹のような多色の色彩は見られません。
恋愛の伝承
ピンクオパールは「キューピッドストーン」とも呼ばれ、古来から愛を叶える石とされてきました。すなわちピンクオパールを身につけることにより、美意識や慈愛が高まり、内面的な美しさを引き出し、良縁と巡り合い、そして恋愛を成就させてくれると言われています。
その他の伝承
ピンクオパールは、人に愛されることや注目を集めることへの恐れを解消してくれるという効果があります。すなわち持つ人に柔軟な発想力や創造力を与え、場を明るくリードさせ、その人の魅力を引き出してくれると言われています。
取り扱いの注意点
ピンクオパールには乾燥に弱いという特徴があります。乾燥して石に含まれる微量な水分が失われるとヒビが入ってしまうことがあるため、長時間にわたって直射日光や暖房器具に当たらないよう注意が必要です。
Comments