日本名と産地例
ラピスラズリには、「瑠璃(るり)」という日本名があります。ラピスラズリの主な産地は、アフガニスタン、ミャンマー、チリ、アメリカなど。
石の概要
ラピスラズリは、ケイ酸塩鉱物のうちの方ソーダ石グループと呼ばれる鉱物群に属する複数の鉱物が混ざったものです。夜空のような鮮やかな群青色を呈している石を指します。
ラピスラズリを構成する鉱物は、ラズライトが主成分です。そのほか、ソーダライト、アウイナイト、ノーズライト、パイライトなどを含みます。そのため、ラピスラズリは群青色の中に金色や黒色などの斑点を持っています。
恋愛の伝承
ラピスラズリには邪気を祓う力があるとされています。とくに、恋愛においては、昔の恋人への未練心、昔の恋人本人、昔の恋愛に関するうわさなどが邪気に相当しますが、ラピスラズリはそれらを遠ざけてくれる効果があると言われています。
ラピスラズリは昔の恋愛をバッサリと切り捨ててくれ、新たな出会いを求めるよう前を向かせてくれるのです。
その他の伝承
ラピスラズリの邪気を祓う力は、仕事などにも効果があり、例えば、物事や事業があまりうまく進行していかないという悩みを抱いている経営者や指導者などに対し、今どう判断してどの方向へ進めばよいかを示してくれると言われています。
取り扱いの注意
ラピスラズリは紫外線や水分に弱いため、直射日光の当たる場所や湿気の多い場所で保管しないよう注意が必要です。
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