日本名と産地例
ローズクォーツには、「紅水晶」、「紅石英」といった日本名があります。クォーツとは二酸化ケイ素が結晶してできた鉱物であり、日本では、透明度の高いもを水晶、低いものを石英と呼んでいます。ローズクォーツは薄紅色がかった半透明のものが多いため、紅石英と呼ぶのがより一般的です。
主な産地は、ブラジル、マダガスカル、アメリカなど。
石の概要
ローズクォーツは薄紅色をした石英です。薄紅の色は不純物に由来しています。ローズクォーツは、クォーツの中にチタン、鉄、マンガン等の不純物が混入することによりできたものです。ローズクォーツは光に敏感であり、退色しやすいという特徴をもっています。
恋愛の伝承
ローズクォーツは恋愛成就の石であり、愛と美を司る女神アフロディーテの加護を受けています。ローズクォーツを身につけることで、恋を招く、愛する気持ちを呼び覚ませる、恋愛運を上げるなど、恋愛をプラスに向かわせる効力を発揮すると言われています。
その他の伝承
ローズクォーツは、単に男女の恋愛だけでなく、人間としての愛や美についての効力も持っていると言われています。例えば、慈愛の心を芽生えさせる、癒しを生み出す、人間関係の改善、アンチエイジングなどが含まれます。
取り扱いの注意点
以下の4点はローズクォーツの効力を弱めてしまうため避けましょう。
・日光浴によるクリーニング→色が抜ける
・天然塩でのクリーニング→変色する
・他の人にタッチさせる→その人の影響を受けてしまう
・相性の合わないストーンと一緒に置く→変色する
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